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大手精密機械メーカーにおける販売管理システム(スクラッチ)・原価管理システム(パッケージ)導入支援

大手精密機械メーカーに対し、販売管理システム(スクラッチ開発)および原価管理システム(パッケージ導入)の両領域において、構想策定からシステム導入、定着支援までを一貫してご支援した。事業部の要望や業務課題を踏まえたTo-Be像の定義と、各フェーズにおけるPMO・品質管理を通じて、複雑な基幹システム刷新プロジェクトの円滑な推進を実現した。

大手精密機械メーカーにおける販売管理システム(スクラッチ)・原価管理システム(パッケージ)導入支援イメージ

課題

ISSUE

・販売・原価に関わる基幹業務がレガシーシステム上で分断されており、データ整合性や属人対応に課題があった
・各事業部から多岐にわたる要望が上がる中で、業務・システムの全体最適像が描き切れていなかった
・ベンダーとの認識齟齬や品質ばらつきにより、進行管理・成果物品質の担保が困難な状況にあった

アプローチ

APPROACH

1.販売管理・原価管理領域の業務全体構想を策定し、対象範囲・再構築方針・機能要求を整理
2.各事業部に対して業務ヒアリング・要望の収集を行い、実業務に即したTo-Be像を定義
3.現行システムの機能・データ構造・運用実態を調査し、課題と移行リスクを可視化
4.品目・費目の管理体系やマスタの統一方針を検討し、横断的な運用標準を整備
5.販売管理はスクラッチ、原価管理はパッケージ導入とし、領域特性に応じた導入方針を策定
6.要件定義~設計・開発・テスト・リリースに至る全フェーズにおいて、ベンダー側のPMOとして進行管理を実施
7.各成果物に対して品質マネジメントの視点からレビュー・是正を行い、納品品質を確保

成果

RESULTS

・経営視点と現場ニーズを両立させた業務全体最適の構想を策定し、システム刷新の方向性を明確化
・領域別に異なる特性に対応した導入方針により、スクラッチ・パッケージ両方式の成功事例を構築
・ベンダーコントロールと品質マネジメントを通じて、納期・品質・コストのバランスを維持しながらプロジェクトを完遂
・品目・費目の統一的な管理体系を整備し、データ活用の高度化と業務標準化の基盤を構築

事例紹介

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