CASE
事例
CASE DETAILES
大手小売業における営業体制に係る評価基準・試験設計支援
全国で数千店舗を展開する大手小売業態において、スーパーバイザー(SV)の業務高度化と多様化に対応すべく、客観的かつ現場実態に即した職務能力評価基準と昇格試験制度の設計・導入を支援。現場実務・OJT・マネジメント業務を横断的に整理し、評価指標と出題フォーマットを構築。全国2,000名超を対象とした試験実施と分析を通じて、戦略的人材配置・育成サイクルの仕組みづくりを推進した。
ISSUE課題
ISSUE
・クライアントは全国規模で店舗を展開する大手小売業であり、SVの役割が広範化・高度化する中で、共通の評価基準や昇格ルールが確立されていなかった
・店舗支援、売上管理、従業員育成、衛生・業務監査といった幅広い職務に対する力量評価が属人的かつ主観的になっており、配置や昇格判断のばらつきが課題となっていた
・現場実態に基づく体系的な職務整理と、役割期待に応じた評価・育成の枠組みが急務となっていた
・人事制度と連動するかたちで、現場の実力を定量化し、育成・選抜双方に活用可能な試験制度の構築が求められていた
APPROACHアプローチ
APPROACH
1. SV業務の実態整理およびハイパフォーマー分析による評価指標の抽出
2. 職務遂行力・管理力・判断力等を測る評価基準と評価項目の設計
3. 試験設計方針の策定と、出題パターン別に分けた約1,000問の問題作成
4. オンライン試験システムの導入・実施運営・集計・全社レポート作成支援
RESULTS成果
RESULTS
・SV業務を「現場支援力」「管理統制力」「自律的改善力」等の観点で体系化し、標準化された評価基準を構築
・全国約2,300名を対象に職務能力試験を実施し、能力分布・強化ポイント・人材配置の適正判断に活用可能な定量データを獲得
・分析レポートを通じて、育成重点層や即戦力層を明確化し、人事施策への具体的なフィードバックに繋げた
・試験制度が昇格プロセスと一体化され、属人的だった判断基準が標準化されることで、組織全体での納得性と透明性が向上
・AtZ Business Partnersは、制度設計・運用・結果活用までを一貫して支援し、現場実行力に根差した人材マネジメント基盤の構築を後押しした
事例紹介
RELATION CASE LIST